大人も子どもも関係ない!家族全員に降りかかる熱中症&脱水症状のリスク!
毎日記録的な猛暑が続いていますが、キャラクターショーやイベントで気を付けなければいけないのは、熱中症や脱水症状です。
子どもにばかり注意がいってしまいますが、大人も関係なくリスクが高いです。
しっかりと対策をして、楽しい思い出にしたいですね!
今回は、キャラクターショーやイベントに参加するにあたって、熱中症や脱水症状の対策をまとめてみました!
目次
【子どもだけじゃない!大人も熱中症や脱水症状のリスクは高いです!】
夏休み、お盆と楽しいイベントが目白押しですが、記録的な猛暑の中での活動はいつも以上に注意が必要です。
ましてや、人が多く集まるキャラクターショーやイベントにおいては、熱中症や脱水症状のリスクは一気に高まります。
どうしても子どもにばかり気にかけてしまいますが、その考え方は今年は通用しないかもしれません。
というのも、今年の暑さは異常であり、普段は健康(と思われている)パパやママ、つまり大人にも十分リスクがあるからです。
子どもを守るのは当然ですが、大人がまずしっかりと予防できていなければ、いざという時に子どもを守ることはできません。
今回は、キャラクターショーやイベントが開催される「屋外」と「屋内」における、大人が気を付けるべきポイントをご紹介していきたいと思います!
【野外編:① 帽子は必須!冷却グッズもお忘れなく!】
野外は当然直射日光にさらされるわけですから、言う間でもなく帽子は必須です。
これは大人も子どもも関係ありませんね。
例年であれば、少しでも日陰のポイントを探すなど、直射日光を避ければOKとされていましたが、今年はそれでは足りません。
今年は例年以上の暑さとなっているため、日陰でも気温は非常に高いです。
ですから、直射日光を避けるだけではなく、冷却グッズで体を冷やすことを心掛けていくことが大事かなと思います。
今年は冷却グッズはとても充実しており、冷却シートやスカーフなど多くのグッズがあります。
一振りするだけでひんやりするタオルなど、屋外ならではの冷却グッズを取りそろえることを強くおススメします。
【屋外編:② 水分補給はコマメに!塩分摂取もお忘れなく!】
屋外は予想以上に汗が出てくるため、体内の水分が不足しがちです。
喉が乾いたら…ではなく、30分に1回程度は水分補給をしましょう!
子どもはすぐに喉がかわきますが、大人は加齢と共に水分不足を察知するはたらきが弱くなるため、知らない間に脱水症状に見舞われる恐れがあります。
水分補給をガマンする必要は全くないので、しっかりと水分補給をしましょう!
また、頻繁である必要はありませんが、塩分の補給も大事です。
おススメは持ち運びが便利な塩分の入ったアメが良いかなと思います。
【屋外編:③ 日頃の食事や睡眠をしっかりする!】
これは屋外も屋内も関係ありませんが、やっぱり資本となるのは日常生活の影響です。
食事からの水分補給、塩分補給が一番体内に蓄積されやすいと言われており、日々の食生活は非常に重要なのです。
また、睡眠においても、しっかりと日々の疲れを取っているかどうかで、正念場の身体の調子が左右されます。
日々熱帯夜で寝苦しい夜が続いていますが、エアコンや扇風機を適度に活用して、1日の疲れはその日のうちに取るように心がけたいですね。
【屋内編:① 屋内も水分補給は必須!湿度にも気を付けて!】
屋内だからといって、安心するのは早計です。
屋内であっても汗をかきますので、当然水分補給は欠かせません。
長時間列で並ぶとなれば、簡単に水分補給はできませんので、屋内であっても水筒は持っていった方が良いかなと思います。
また、意外に見落としがちなのが「湿度」です。
クーラーがかかっている屋内であっても、場所によっては大気が滞留してしまい、湿度が高くなっているエリアがあるかもしれません。
湿度が高い場所に長時間いると、気分が悪くなってしまいますので、常に意識するようにして頂きたいです。
【屋内編:② 気温の急激な変化には気を付けましょう!】
屋内はエアコンがよく効いていると思いますが、屋外との気温差により、身体の機能がマヒしてしまうことがよくあります。
屋内であったとしても、会場までの道のりには少なからず屋外に出るでしょうし…
特に汗が異常に出たりしますから、汗はしっかりと拭きとるようにしてください。
汗をかいたままクーラーが効いた場所にいると、必要以上に冷やされてしまい、調子を崩しかねません。
特に小さいお子さんは上手に身体のコントロールができませんので、常に汗には注意を配って頂ければと思います。
【屋内編:③ 日頃の食事や睡眠をしっかりする!】
これは屋外編でもお伝えした内容ですが、何だかんだ言っても体が資本です。
脱水症状は屋外のみならず、屋内でも起こり得るので非常に危険です。
屋内だからといって油断することなく、体調管理に気を付ける様にしたいですね。
【こんな症状が出たら危険!熱中症の症状と応急処置】
どれだけ準備万端で臨んだとしても、必ず熱中症や脱水症状を防げるわけではありません。
それだけ今年の暑さは異常ということです。
もし以下の様な症状が出たら、熱中症にかかっている危険性があります。
瞬時に判断し、もしサインをキャッチしたら応急処置を行ってください!
『① めまいが出たり、顔に火照りがる』
めまいや立ちくらみ、顔が火照るなどの症状が出たら、それは熱中症の初期症状のサインと捉えていいかと思います。
一時的に意識が遠くなったり、腹痛を訴えるケースもあります。
『めまいは、体温を下げようとして皮膚の血管が広がることで、体内の血圧が下がってしまい、脳への血流が減少することで起こります。』
つまり、脳への血流を正しくしてやることが必要不可欠となるのです。
応急処置の内容は、以下となります。
- まずは安全で涼しいところへ移動してください。
- そして横になって休ませます。足を10cmほど高くすると、心臓への血流が改善され、脳への血流を改善させる効果に期待ができます。
- 保冷剤やペットボトルなどをタオルやハンカチで巻き、首筋や脇の下といった太い血管を冷やします。
- 水分補給を行います。スポーツドリンクや濃度の低い食塩水が効果的です。もし水分補給ができない状況であれば、医療機関への受診をおススメします。
『② 筋肉痛や筋肉のけいれん』
手足がしびれたり、手足の筋肉がつる(こむら返り)が出た時も、熱中症によるものと考えられます。
熱中症と聞くと、めまいや意識が遠のくといった症状が有名ですが、実は筋肉にも異常が出やすいのです。
原因は塩分の不足によるもので、水分をしっかりと補給していても、塩分が足りなければ熱けいれんを起こす恐れがあります。
塩分の濃度が下がると、筋肉の収縮が起こってしまい、結果熱けいれんに繋がってしまうわけです。
応急処置の内容は、めまいの時と特に変わりありません。
あまりにも熱けいれんが酷い場合は、早めに医療機関の受診が必要になりますが、症状が軽く収まった場合でも、念のため受診しておいた方が良いかなと思います。
『③ 体温が高く、皮膚が熱く赤みを帯びている』
体温が高く、皮膚を触ってもとても熱い、また皮膚が赤くなっている場合も熱中症のサインとなります。
人間は体温より気温が高くなると、汗を出すことで体温が上がらないようにバランスを保とうとします。
当然汗をかくと水分が不足するのですが、体内の水分が足りなくなってくると、汗をかくことができなくなり、体温の上昇を抑えられなくなってしまうのです。
40℃を超えてしまうと「熱射病」と呼ばれ、熱中症が重症化してしまいます。
本来汗をかくことで保たれる体温調節機能が失われてしまうため、命に危機が迫るラインと言われている42℃を超える高熱を招く恐れがあるのです。
風邪などの発熱は、身体がウイルスとの戦いを有利に進めるために体温が上昇しますが、熱中症による発熱は身体の機能が失われたことによるものなので、危険度がまるで違うのです。
意識がしっかりとしている場合はスポーツドリンクや塩分の補給を行えますが、そうでない場合は無理に水分補給を行うのは危険です。
40℃前後まで熱が上がってしまった場合には、急いで救急車を呼び、首筋や脇の下を冷やすなどして応急処置を行いましょう。
【熱中症も脱水症状の危険は常に隣り合わせ!】
熱中症や脱水症状を予防する方法、そして万が一熱中症になってしまった場合の対応方法をまとめてみましたが、是非活用して頂ければと思います。
全国のキャラクターショーやイベントは、以下にまとめてみましたので、夏休みの計画を立ててみるのも良いですね。
夏休みに楽しい思い出を作るためにも、熱中症、脱水症状の対策はしっかりと行い、キャラクターショーやイベントを楽しんでいただきたいと思います!
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